ENSを取得してウォレットのアドレスを「xxx.eth」にしたい
CyberConnectなどWeb3系のサービスでアバターを設定したい
こんな悩みに答えていくよ。
ボクはNFTアーティストとしてNFTの取引を行なってきた経験があるんだ。
TwitterでもNFTについて発信しているので、こちらも信用担保になると思うよ✨
ENSとは
ENS(Ethereum Name Service)とはイーサリアム上のネーミングサービスです。
ネーミングサービスで実現できる事はこちらです。
・仮想通貨ウォレットのアドレス「0x・・・」を好きなアドレス「moffu.eth」のような文字に変換してくれる
CyberConnectなどWeb3のSNSのアバターを設定できる
CyberConnectについては Web3時代の新しいSNS「CyberConnect」 の登録方法 をご覧下さい。
ENSの取得方法
ENSのページにアクセスして「アプリを起動」をクリック
ウォレットを繋げます。仮想通貨ウォレット「MetaMask」の設定が完了していない方はコチラをご覧下さい。
次に希望するアドレスを検索します。「nft-bear-moffu.eth」というアドレスにしたかったので「nft-bear-moffu」で検索しました。
なお、ENSの価格については下記の通りです。
・5文字以上の.eth名:年間ETHで5ドル
・4文字の.eth名:年間ETHで160ドル
・3文字の.ethは、ETHで年間640ドル
※これに+ガス代が必要になります。
希望の名前が利用可能である事を確認します。
5文字以上で5年間で約1万円くらいでした。
「登録のリクエスト」ボタンをクリックして進めます。
ステップ2が完了後に「登録」ボタンをクリックします。
これでENSの取得は完了です🎉🎉🎉🎉
次にリバース レコードを設定しましょう。
ENSでリバース レコードを設定
リバース レコードは仮想通貨ウォレットのアドレス「0x・・・」を好きなアドレス「moffu.eth」のような文字に変換してくれます。
「マイENS」→ 「取得したドメイン」で下記画面にいきます。
設定したい名前を選択して「保存」ボタンをクリックします。
ここでもガス代が掛かります。(6000円くらいでした)
これで設定が完了しました。
これでCyberConnectなどWeb3サービスの方でも名前が表示されるようになっていると思います🎉
アバターの設定方法(NFTでもただの画像でも可能)
「マイENS」→「取得したドメイン」→「詳細タブ」へ行きます。
最低限「email」「url」「avatar」を設定します。
ここで注意が必要なのが「avatar」です。
自身が所持するNFTを設定する場合
まず、前提としてNFTアートのネットワークethereumである必要があります。
ポリゴン(Polygon)を設定しようとするとエラーになります。
次の形式で入力します。
eip155:1/[NFT標準]:[NFTコレクションの契約アドレス]/[トークンIDまたはコレクション内の番号]
これらの情報はOpenSeaの「Details」から確認できます。
以下は注意事項です。
・トークンの標準部分にハイフンを含めることはできません。
・OpenSeaでは「ERC-721」と表示される場合がありますが、「erc721」とハイフンを省いて入力してください。
・字はすべて小文字でなければなりません。
・正しくない場合、ENSで認識できずエラーになります。
これらを踏まえてこのような形になりました。
eip155:1/erc1155:0x495f947276749Ce646f68AC8c248420045cb7b5e/112289649896785502431832924683189791391516942646103704388869402399943182778369
画面下部の「Confirm」ボタンをクリックします。
ここでもガス代が発生します。(3000円程度でした)
処理完了後、1〜2時間後にOwnerマークが反映されました。
また、OpenSeaのENSも画像が反映されました。
ここまでくればアバターの設定も完了です🎉🎉🎉🎉
NFTではなく画像を設定する場合
「avatar」の欄にhttps:〜始まるURLを入力します。
ただし、その場合は自身が保有するNFTとは違いENSの管理画面で「Owner」マークは出てきません。
まとめ
ENSの取得方法を見てきましたが、何かする毎にガス代が掛かるのは痛いですね。
今後ブロックチェーンが発達して解消される事を祈ります🙏
NFTアーティストでありコレクター。専門分野は「NFT・メタバースをアーティスト活動に活かす」
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