ENSの登録方法を15枚の画像で分かりやすく解説します | ドメインのように「xxx.eth」で取得する

  • 2021年12月8日
  • 2022年1月18日
  • Web3
この記事で解決できるお悩み

ENSを取得してウォレットのアドレスを「xxx.eth」にしたい

CyberConnectなどWeb3系のサービスでアバターを設定したい

こんな悩みに答えていくよ。
ボクはNFTアーティストとしてNFTの取引を行なってきた経験があるんだ。
TwitterでもNFTについて発信しているので、こちらも信用担保になると思うよ✨

ENSとは

ENS(Ethereum Name Service)とはイーサリアム上のネーミングサービスです。

ネーミングサービスで実現できる事はこちらです。

仮想通貨ウォレットのアドレス「0x・・・」を好きなアドレス「moffu.eth」のような文字に変換してくれる

CyberConnectなどWeb3のSNSのアバターを設定できる

CyberConnectについては Web3時代の新しいSNS「CyberConnect」 の登録方法 をご覧下さい。

ENSの取得方法

ENSのページにアクセスして「アプリを起動」をクリック

https://ens.domains/ja/

ウォレットを繋げます。仮想通貨ウォレット「MetaMask」の設定が完了していない方はコチラをご覧下さい。

次に希望するアドレスを検索します。「nft-bear-moffu.eth」というアドレスにしたかったので「nft-bear-moffu」で検索しました。

なお、ENSの価格については下記の通りです。

・5文字以上の.eth名:年間ETHで5ドル

・4文字の.eth名:年間ETHで160ドル

・3文字の.ethは、ETHで年間640ドル

※これに+ガス代が必要になります。

希望の名前が利用可能である事を確認します。

5文字以上で5年間で約1万円くらいでした。

「登録のリクエスト」ボタンをクリックして進めます。

ステップ2が完了後に「登録」ボタンをクリックします。

これでENSの取得は完了です🎉🎉🎉🎉

次にリバース レコードを設定しましょう。

ENSでリバース レコードを設定

リバース レコードは仮想通貨ウォレットのアドレス「0x・・・」を好きなアドレス「moffu.eth」のような文字に変換してくれます。

「マイENS」→ 「取得したドメイン」で下記画面にいきます。

設定したい名前を選択して「保存」ボタンをクリックします。

ここでもガス代が掛かります。(6000円くらいでした)

これで設定が完了しました。

これでCyberConnectなどWeb3サービスの方でも名前が表示されるようになっていると思います🎉

アバターの設定方法(NFTでもただの画像でも可能)

「マイENS」→「取得したドメイン」→「詳細タブ」へ行きます。

最低限「email」「url」「avatar」を設定します。

ここで注意が必要なのが「avatar」です。

自身が所持するNFTを設定する場合

まず、前提としてNFTアートのネットワークethereumである必要があります。

ポリゴン(Polygon)を設定しようとするとエラーになります。

次の形式で入力します。

eip155:1/[NFT標準]:[NFTコレクションの契約アドレス]/[トークンIDまたはコレクション内の番号]

これらの情報はOpenSeaの「Details」から確認できます。

以下は注意事項です。

・トークンの標準部分にハイフンを含めることはできません。

・OpenSeaでは「ERC-721」と表示される場合がありますが、「erc721」とハイフンを省いて入力してください。

・字はすべて小文字でなければなりません。

・正しくない場合、ENSで認識できずエラーになります。

[NFTコレクションの契約アドレス] の部分はOpenSeaの「Contract Address」をクリックして下記をコピーします。

これらを踏まえてこのような形になりました。

eip155:1/erc1155:0x495f947276749Ce646f68AC8c248420045cb7b5e/112289649896785502431832924683189791391516942646103704388869402399943182778369

画面下部の「Confirm」ボタンをクリックします。

ここでもガス代が発生します。(3000円程度でした)

処理完了後、1〜2時間後にOwnerマークが反映されました。

また、OpenSeaのENSも画像が反映されました。

ここまでくればアバターの設定も完了です🎉🎉🎉🎉

NFTではなく画像を設定する場合

「avatar」の欄にhttps:〜始まるURLを入力します。

ただし、その場合は自身が保有するNFTとは違いENSの管理画面で「Owner」マークは出てきません。

まとめ

ENSの取得方法を見てきましたが、何かする毎にガス代が掛かるのは痛いですね。

今後ブロックチェーンが発達して解消される事を祈ります🙏