NFTの市場規模は1年で147倍に | 2030年には41.3兆円に成長する見込み

  • 2022年2月17日
  • 2022年2月17日
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この記事で解決できるお悩み

NFTの市場規模が知りたい

NFTの市場規模は今後どうなるの?

この記事のテーマ

NFTの市場規模と今後の見通しを解説します。

記事の信頼性

ボクはNFTアーティストとしてたくさんNFTの取引を行なってきた経験があるんだ。
TwitterでもNFTについて発信しているので、こちらも信用担保になると思うよ✨

この記事のポイント
  • NFTの市場規模は「2021年:500億ドル」 → 「2030年:3573億ドル」まで成長する見込み
  • 複数のデータがそれを裏付けている
  • 日本のNFTアートが全体に占める割合は2022年で0.1〜0.2%になるかもしれない
  • 2022年2月現在、日本のNFTは海外インフルエンサーの目に止まって好調な状況ではある
  • 日本のNFTを「どう世界にリーチしていくか?」が課題

NFTとは?

NFTとは「Non Fungible Token (=非代替性トークン)」の略称です。

ものすごく簡単に言うと「鑑定書付き一点モノのデジタルデータ」を生成できる技術です。

NFT化したデジタルアートをNFTアートと呼びます。

NFT自体についてはこちらで詳しく解説しています。

NFTとは?分かりやすく解説します!【完全初心者でも安心】 – NFT Bear

この記事で解決できるお悩み 最近NFTって良く聞くけど何のことか分からない・・・ 先にこの記事のポイ […]

NFTの市場規模

こちらはEmergen Resarch社のデータです。

2020年に3.4億ドル(約393億円)だった市場規模が1年で147倍の500億ドルに成長しました。

さらに2030年には3573億ドル(約41.3兆円)にまで成長する見込みです。

年平均成長率(CAGR)は10.7%と想定されています。

いかに成長産業かという事が分かるね✨

NFT関連の送金額

こちらはChainanalysisの資料で「NFT関連の送金額」=スマートコントラクトでERC-721、ERC-1155で送金された金額のデータです。

NFT関連の送金額は2020年の1.6億ドル(約185億円)から2021年の442億ドル(約5.1兆円)と急成長しています。

この成長はNFTの市場規模の成長とリンクしている事がわかります。

「NFTの市場規模」と「送金額」はほぼ同じ意味だと思うんだけど、別々の会社が調べたデータの傾向がマッチしているね。

NFTの市場が成長していく事が裏付けられたって事かな✨

日本のNFT市場規模

次は日本の市場に目を向けます。

こちらは独自に作成した2022年の「NFTの市場規模」と「日本のNFTの売上」の予測です。

数字の根拠です。

NFT市場規模「841億ドル」の根拠・・・Emergen Resarch社のデータから計算
・NFTアートだけではなくNFTゲームや土地なども含むと思われる

OpenSeaトップ100「212.4億ドル」の根拠・・・OpenSeaの30日ランキングを集計 x 12ヶ月した値

日本のNFTトップ100「1.67億ドル」の根拠・・・NFT RANKING.JPから試算。
・2022/1/17〜2/17のTOP100 の売上 x 12ヶ月 = 0.83億ドル(1ETH=35万円で計算)
・今後かなり伸びたと想定して2倍の「1.67億ドル」としました。

日本のNFTの売上「1.67億ドル」に関しては期待も込めて多め見積もっています。

というのも、これを集計した2021年2月、日本のNFTはこれまでにない好調な状態です。

理由はRTFKTのCo-Founder ベンさん(@benitopagotto)が日本のNFTクリエイターを発見して購入 → 海外コレクターもこぞって買いまくる、という流れができた為です。

これにより3日程度でKawaii Skull さんの取引量は一気に600ETHを超えました。

ここで試算した「1.67億ドル」に到達するには最低限、この流れを維持する必要があります。

単純計算でベンさんのようなインフルエンサー砲が月に2回ある想定です。

伸びる要因をインフルエンサー頼みにしてはいけない気がしますが、世界にリーチできれば指数関数的に伸びるのは間違いありません。

流れに乗れば「1.67億ドル」を遥かに超える事も可能でしょう。

まずは今、ベンさん砲の効果がどれくらい続くのか観察が必要です。

また、この予測は更新していきたいと思います。

コレクション別の売上について

2022年2月、日本のコレクションは躍進したとは言え、世界的なNFTコレクション「AZUKI」「BAYC」「CLONE X」などと比べるとまだまだ取引量が少ないのが現実です。

世界にリーチできれば日本のNFTはまだまだ伸びしろがあるって事だね💪💪💪

OpenSeaのアクティブNFTコレクション数

OpenSeaで1回以上取引されたことがあるアクティブなNFTコレクションの数が2021年3月以降、大幅に増加しています。

NFTの取引人口が増えている事の裏付けになっていますね。

NFT投資を成功させるポイント

OpenSeaのデータを見ると転売(2次流通)で利益を上げた率は65.1%との事です。

この65%に入る為に重要なのが「ホワイトリスト」です。

ホワイトリストを使って2次流通した人は75.7%の確率で利益を上げています。

海外ではホワイトリストが重要

NFTコレクションの成否は「コミュニティ」と「口コミ」にかかっています。

大体の成功しているNFTプロジェクトにはDiscordサーバーやTwitter上でそれらを応援する熱烈なファンの投稿が多く見受けられます。

最初の作品を発表するかなり前から新規プロジェクトの宣伝を始めるのが通例です。

その頃からプロジェクトのプロモーションに協力してくれるコア層のフォロワーを集めます。

NFTプロジェクト側は見返りとしてコア層を「ホワイトリスト」に加え、ミント期間中に他のユーザーよりリーズナブルにNFTを購入できるようにします。

ホワイトリストは日本ではまだあまり浸透していないかな。

「ホワイトリストのバブルはすぐ終わる」「日本では流行らない」という論調の方が多いように感じるね。

単純に日本ではNFT人口が少ないから「ホワイトリスト配るよ」って言っても効果が薄いのかな?

まとめ

NFTの市場規模が今後伸びる事を裏付ける情報が沢山ありましたね。

その中で日本のNFTをどうやって世界の舞台に上がっていくかがポイントになりそうです。

日本はポケモンとかドラゴンボールとか世界に誇れるキャラクター大国だから舞台にさえ上がれれば世界でも絶対に戦えるはず💪💪💪

次につながるアクション

いま一度、NFTの市場規模の拡大予測を見てみましょう。

これを見ると今まだ「始まりの地点」にいる事が分かります。

もしNFTに興味があるなら、これを期に実際に売買してみる事をオススメします。

なぜなら、いま行動してNFTの売買を行うだけで上位数%のアーリーアダプターになれるからです。

数年後、もっとNFTが普及したらどの道NFTを始める事になると思います。

それならば今はじめた方が断然お得ですし、何よりNFTは楽しいです。

また、もし自分に合わなければやめれば良いだけの話です。

この記事の手順に沿って進めればスムーズにOpenSeaを始められます。是非この機会にどうぞ!

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