【2022年最新】NFTの高額取引ラインキングTOP10 | 最高額は104億円

この記事で解決できるお悩み

NFTで売れた最高額はいくら?

NFTの高額取引をランキングで知りたい

NFTのはなぜそんなに高額で売れるの?

こんな悩みに答えていくよ。

ボクはNFTアーティストとしてNFT取引を行ってきた実績があるんだ✨

TwitterでもNFTについて発信しているから良かったらチェックしてね🌈

先にこの記事のポイントを挙げておきます。

この記事のポイント

これまでのNFTアートの最高額は約104億円

1枚のアートとしてはBeepleの約75億円が最高額

高額取引ランキングTOP10には自動生成されたアート、時間経過と共に変化していくアートなどテクノロジーを駆使したアートが多数

ラッパーのスヌープドックや大企業の経営陣など有名人が所有している例が多い。

NFTとは?

NFTとは「Non Fungible Token (=非代替性トークン)」の略称です。

ものすごく簡単に言うと「鑑定書付き一点モノのデジタルデータ」を生成できる技術です。

例えばiPhoneで撮影した写真もNFT化することで世界で一つ、唯一無二である事が証明できるNFTアートになります。

NFTについてはこちらで詳しく解説しています。

NFTとは?分かりやすく解説します!【完全初心者でも安心】 – NFT Bear

この記事で解決できるお悩み 最近NFTって良く聞くけど何のことか分からない・・・ 先にこの記事のポイ […]

NFT高額取引ランキング | 最高額は104億円

早速ランキングです。

作品名 金額 ート 作者 時期
① The Merge

9180万ドル
(約104億円)

Pak 2021年12月
② Everydays – The First 5000 Days

6930万ドル
(約75億円)

Beeple 2021年3月
③ Human One 2890万ドル
(約33億円)
Beeple 2021年11月
④ CryptoPunk #7523 1175万ドル
(約13億円)
LarvaLabs 2021年6月
⑤ CryptoPunk #3100 758万ドル
(約8.6億円)
LarvaLabs 2021年3月
⑥ CryptoPunk #7804 757万ドル
(約8.2億円)
LarvaLabs 2021年3月
⑦ Right-click and Save As guy 709万ドル
(約8億円)
Xcopy 2021年12月
⑧ Ringers #109 690万ドル
(約7.7億円)
ArtBlocks  2021年10月
⑨ A Coin for the Ferryman 601万ドル
(約6.8億円)
Xcopy 2021年11月
⑩ Ocean Front 600万ドル
(約6.5億円)
Beeple
2021年3月

一つづつ解説していきます。

① The Merge

作品名 金額 作者 時期
① The Merge 9180万ドル
(約104億円)
Pak 2021年12月

The Mergeのポイントは以下の通りです。

  1. The Mergeは「mass(マス)」と呼ばれるNFTアートの集合体。
  2. 「mass(マス)」は312,686個販売された。金額はその合計額。
  3. 購入者は複数の「マス」を購入すれば「マス」同士を「マージ(結合)」できる。
  4. たくさん購入すればサイズを拡大できる仕組み。
  5. ミント時にマージが起こる仕組み。
  6. この仕組みはスマートコントラクトで実現している。
  7. NFT技術を駆使してアート作品の新しい収集方法を示した。

② Everydays – The First 5000 Days

作品名 金額 作者 時期
② Everydays – The First 5000 Days 6930万ドル
(約75億円)
Beeple 2021年3月

Everydays – The First 5000 Daysのポイントは以下の通りです。

  1. 一枚のNFTアートとしては最高額の作品。
  2. この作品は2007年から2020年までの13年間、毎日1枚ずつ制作された5,000枚のアートをコラージュした制作された。
  3. これ以前、Beepleの作品は10万円以上で売れた事はなかった。
  4. 落札者の「Metakovan(メタコバン)」はNFTファンドである「Metapurse」の創設者である。
  5. 彼は「この作品こそ今の時代でもっとも価値のある芸術作品であり、10億ドルの価値がある」と語った。

③ Human One

作品名 金額 作者 時期
③ Human One 2890万ドル
(約33億円)
Beeple 2021年11月

Human Oneのポイントは以下の通りです。

  1. Beepleの2番目に成功した作品。
  2. テーマは「孤独な宇宙飛行士」
  3. ジェネラティブNFTであり、時間の経過とともにアートワークが進化する。

④ CryptoPunk #7523

作品名 金額 作者 時期
④ CryptoPunk #7523 1175万ドル
(約13億円)
LarvaLabs 2021年6月

CryptoPunk #7523のポイントは以下の通りです。

  1. CryptoPunksは10,000個のジェネラティブNFTコレクション。
  2. この#7523は9つから成るエイリアンシリーズのうちの1つ
  3. 医療用マスクは1/175のレアリティ
  4. サザビーズ(Sotheby’s)のオークションで販売された

⑤ CryptoPunk #3100

作品名 金額 作者 時期
⑤ CryptoPunk #3100 758万ドル
(約8.6億円)
LarvaLabs 2021年3月

CryptoPunk #3100のポイントは以下の通りです。

  1. この#3100もエイリアンの「パンク」の一つ。
  2. Beepleの「Everydays – The First 5000 Days」と同じ日、2021年3月11日に販売された
  3. ヘッドバンドを着用しているが、これは406/10,000のレアリティ

⑥ CryptoPunk #7804

作品名 金額 作者 時期
⑥ CryptoPunk #7804 757万ドル
(約8.2億円)
LarvaLabs 2021年3月

CryptoPunk #7804のポイントは以下の通りです。

  1. この#7804もエイリアンの一つ。
  2. 売り手であったFigma社CEO ディラン氏が「デジタル・モナリザ」と呼んだ作品
  3. 着用している帽子は1/254のレアリティ

⑦ Right-click and Save As guy

作品名 金額 作者 時期
⑦ Right-click and Save As guy 709万ドル
(約8億円)
Xcopy 2021年12月

Right-click and Save As guyのポイントは以下の通りです。

  1. Xcopyは「ディストピアと死」をテーマにした作品で知られる匿名性の高いアーティスト。
  2. この作品は「右クリックしてダウンロードするだけでNFTは無価値と考える人たち」についてのジョークを交えている
  3. マーケットプレイス「SuperRare」で販売された。
  4. 購入者は「Cozomo de’ Medici」氏。のちにラッパーのスヌープ・ドッグである事が判明した。
  5. スヌープ・ドッグはCryptoPunksやMeebitsも所有している。

⑧ Ringers #109

作品名 金額 作者 時期
⑧ Ringers #109 690万ドル
(約7.7億円)
ArtBlocks 2021年10月

Ringers #109のポイントは以下の通りです。

  1. Art Blocksはランダムに生成されるジェネラティブNFTである。
  2. 生成されるアートは「静止画像」「3Dモデル」「インタラクティブな体験が可能な作品」など様々な形態がある。

⑨ A Coin for the Ferryman

作品名 金額 作者 時期
⑨ A Coin for the Ferryman 601万ドル
(約6.8億円)
Xcopy 2021年11月

Human Oneのポイントは以下の通りです。

  1. Xcopyの初期作品の1つ。
  2. マーケットプレイス「SuperRare」で販売された

⑩ Ocean Front

作品名 金額 作者 時期
⑩ Ocean Front 600万ドル
(約6.5億円)
Beeple 2021年3月

Ocean Frontのポイントは以下の通りです。

  1. Beepleの「Everydays」シリーズの一部。
  2. ディストピアの人工物の上に自然の木があり「気候変動がもたらす災害の世界」を描いた作品
  3. NiftyGatewayでオークションされた
  4. TronFoundationのCEOであるJustinSun氏が購入

高額取引されるNFTの特徴

NFTアートの高額取引TOP10を見てきましたが、その特徴を2つに絞りました。

テクノロジーを駆使している

有名人が所有している

テクノロジーを駆使している

該当する作品はこちらです。

・The Merge

・CryptoPunks(3作品)

・Human One

・Ringers #109

なんと10作品中6作品がただのアートではなくテクノロジーを駆使した作品でした。

特にNFTアートが合体するThe Mergeは初めて聞いた時は驚きました。

アートを自動生成するジェネラティブNFTや時間経過と共に変化する作品は高度なスマートコントラクトが使用されています。

今後もテクノロジーを駆使した新しい手法がどんどん試されるのではないでしょうか。

有名人が所有している

該当する作品はこちらです。

・Everydays – The First 5000 Days

・Right-click and Save As guy

・CryptoPunks

・Ocean Front

・Ringers #109

これはニワトリと卵でもありますが、多くの作品はどこかのタイミングで有名人が所有する事で価値が高騰しています。

日本でもイケハヤさん、関口メンディーさんなどが購入したNFTアートは注目を集めています。

有名人が所有する事で投機目的の層を取り込み更に価値が上がるサイクルです。

NFTは今後も高額取引されるのか?

世界のアート産業全体の市場規模は6〜7兆円と言われています。

その中でNFTは半年間(2020年10月〜2021年3月)だけで500億円にのぼったというデータもあります。

この事から世界的に今後も拡大する可能性は高いのではないでしょうか。

日本でも楽天やLINEなど大企業がNFTマーケットプレイスを展開しており、今後の成長が見込まれます。

まとめ

私は今後NFTアーティストは2極化していくと考えています。

①「テクノロジーの駆使」「魅力的なコミュニティ」などアート以外で勝負するNFTアーティスト

②純粋なクオリティやアート性を求めるNFTアーティスト

②は純粋な画力や才能が必要になります。

①はアイデア次第でまだまだ参入の可能性があると思います。


次につながるアクション

いま少しでもNFTが気になっているのであれば一回、NFTを売買してみる事をオススメします。

なぜなら最も効率よくNFTを理解できる方法だからです。

スポーツでもビジネスでも理論だけを勉強しても実践で活かせない事も多いです。

もちろん事前にNFTについて勉強する事は大切です。

しかし、実践が伴わなければ知識も役に立ちません。

実際に売買してみると分かりますがNFTはとても面白いです!

2,000〜3,000円でもNFTは買えるので、是非こちらの記事に沿ってNFT売買をしてみましょう。では!

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