NFTとブロックチェーンってなに?
NFTとブロックチェーンってどういう関係?
NFTとブロックチェーンで何ができるの?
今後どんな事が起こるの?
こんな悩みに答えていくよ。
ボクは日々NFTゲームで遊んだり、アーティストとしてNFTの取引を行なってきた経験があるんだ。
TwitterでもNFTについて発信しているので、こちらも信用担保になると思うよ✨
先にこの記事のポイントを挙げておきます。
ブロックチェーンとはデータを「正しい状態で、絶対に無くならないよう安全に保存できる技術」
それはブロックチェーンが「自律分散システム」だからできる事
NFTは「鑑定書付き一点モノのデジタルデータ」を生成できる技術
NFTとブロックチェーンの活用事例は「NFTアート マーケットプレイス」「NFTゲーム(GameFi)」などがある
今後は「メタバースでのNFT活用」が一つのキーワードになる
ブロックチェーンとは?その特徴は?
ブロックチェーンとはデータを保存する技術です。
ただ保存するだけではなく「正しい状態で、絶対に無くならないよう安全に保存できる技術」です。
特徴は3つです。
改ざん、不正が非常に困難
システムダウンが起きない
自律分散システム
なぜこのような事が実現可能なのでしょうか?
それはブロックチェーンが「自律分散システム」だからです。
「自律分散システム」とは
従来は一つの場所でデータを保持する「中央集権的なシステム」でした。
ブロックチェーンは関係者全員がデータを保持する「自律分散システム」です。
GAFAが管理しているデータは「中央集権的なシステム」の方式です。
Googleが所有しているサーバーが全て破壊されるとGmailやGoogleドライブのデータは消失します。
しかしブロックチェーンの「自律分散システム」であれば大丈夫です。
どこか一箇所のデータが無くなっても問題なく動作します。
「全てのサーバーが破壊されたらダメじゃん」と思うかもしれません。
しかし、実際にはそれも事実上不可能です。
なぜなら世界中の無数のサーバーやPCでネットワークが構成されている為です。
いくつかのサーバーが壊れてもシステムは正常に動作します。
ブロックチェーンのデータ内容
ブロックチェーンは「ブロック」と呼ばれるデータを鎖(チェーン)のように連結してデータを保管します。
「ブロック」には「いつ、誰が、何を、いくらで」などの履歴データが入っています。
ブロックの順番は改竄できず、正確に保たれる仕組みになっています。
NFTとは?その特徴は?
NFTとは「Non Fungible Token (=非代替性トークン)」の略称です。
ものすごく簡単に言うと「鑑定書付き一点モノのデジタルデータ」を生成できる技術です。
例えばiPhoneで撮影した写真もNFT化することで世界で一つ、唯一無二である事が証明できるデータになります。
NFTの特徴は下記の3つです。
デジタルデータが唯一無二である事を証明できる
取引履歴がオープンになっていて誰でも確認できる
数量制限や転売時の手数料などプログラムで制御が可能(スマートコントラクト)
一点物のデジタルアートとしてNFTアートは数億円で取引される例もあります。
それらのNFTアートは「いつ、誰が、いくらで」購入したか誰でも確認ができます。
これらの特徴はブロックチェーンを基盤として実現されています。
詳しくは次に説明します。
NFT自体についてはこちらで詳しく解説しています。
NFTとは?分かりやすく解説します!【完全初心者でも安心】 – NFT Bear
この記事で解決できるお悩み 最近NFTって良く聞くけど何のことか分からない・・・ 先にこの記事のポイ […]
NFTとブロックチェーンを掛け合わせると何が生まれるか?
NFTとブロックチェーンを掛け合わせることで下記4つのことが実現されます。
1. NFTアート・アイテムの生成
2. プラットフォームを超えてNFTを利用
3. 転売されても原作者(クリエイター)に利益が入る
4. トークンエコノミー
NFTアート・アイテムの生成
NFTは「デジタルデータが唯一無二である事を証明できる 」ことでイラスト・絵・音楽・3DなどあらゆるデータをNFTアートとする事ができます。
またゲーム内で「唯一無二のアイテム・キャラクター」を生成することが可能です。
その上で市場で安心して売買する為には「改ざん、不正が非常に困難」という事が必須です。
プラットフォームを超えてNFTを利用
「自律分散システム」で管理する事でNFTアートやNFTアイテムをプラットフォームを超えて利用可能になります。
ドラクエの剣をFF(Final Fantasy)でも使える、というイメージです。
一つのゲームやサービス終了してしまっても、別のゲームでまた使う事ができます。
転売されても原作者(クリエイター)に利益が入る
3つの特徴を合わせる事で転売(二次流通)時に原作者(クリエイター)に一部の利益を還元できる仕組みが実現されます。
これまでは例えばメルカリで漫画がいくら売れても原作者には1円も入りませんでした。
この仕組みは様々な業界の既存の構造を変える事ができるインパクトがあります。
トークンエコノミー
円やドルなど法定通貨ではなく、サービスやコミュニティが発行するトークン(仮想通貨のようなもの)を中心とした経済圏をトークンエコノミーと呼びます。
NFTアーティストやゲームタイトルを中心としたファンによるコミュニティを形成する事が可能です。
NFTとブロックチェーンの活用事例
現在、NFTとブロックチェーンを活用して展開されているサービスを紹介します。
NFTアート マーケットプレイス
NFTアートを専門に取り扱うマーケットプレイスです。
NFTアートに特化したAmazonのようなイメージです。
日本でも世界でもOpenSeaやFoundationが有名です。
日本でもCoincheck NFT、Rarible、tofuNFTなどのマーケットプレイスが存在します。
楽天も2022年2月に「Rakuten NFT」をスタートさせます。
世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」の始め方はこちらで詳しく解説しています。
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NFTゲーム(GameFi)
NFTゲーム(GameFi)は「Play to earn(ゲームで稼ぐ)」が可能なゲームです。
ゲームを通じて仮想通貨を稼いだり、高額で売れるレアNFTを取得する事ができます。
いま一番有名なのは「Axie Infinity」というNFTゲームです。
NFTゲーム(GameFi)についてはこちらで詳しく解説しています。
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NFTとブロックチェーンの今後の見通し
現状NFTやブロックチェーンはアートやゲームなどエンターテイメントを中心に展開されています。
エンターテイメントと近い部分で「メタバースでのNFT活用」は一つ大きなポイントになりそうです。
既にメタバース上の土地をNFT化して売買されています。
「NFT x 不動産 x メタバース」はどうなっていくのか今後注目です。
また、下記のような社会インフラとしての活用が検討されています。
所有権証明や身分証明
職務経歴書
会社での役職
チャリティーの資金管理
ここまで読んでNFTアートの売買に興味が出た人は、とにかく一つ購入してみる事をオススメします。
NFTアートは1,000〜2,000円でも買えます。実際に購入してみる事がNFTに詳しくなる最短距離です。
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NFTゲーム(GameFi)に興味が出た人も同じく一回プレイしてみる事をオススメします。
理解が深まりますし、無料で始められるものも沢山あるのでリスクゼロでスタートできます。
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NFTアーティストでありコレクター。専門分野は「NFT・メタバースをアーティスト活動に活かす」
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